ベラルーシという東欧の片田舎(失礼な。笑)で製作されたハード(?)アクション。
正直、世にも珍しいベラルーシ色を期待して見始めたんだけど、出てきたのはロシア情報安全保障局……ベラルーシはロシアに吸収されたいとか、ソビエト連邦時代が恋しいとかそういうポジションですかどうですか?
ともあれ、情報安全保障局所属の兵士が主役だったり、国際的な武器密売グループのボスが登場したり、ヨーロッパの何処かを狙ったテロが計画されてたりと設定的には緊張感満載なんだけど、お国柄なのか何故かヌルい。更に展開がユルいときてるんだから何処で盛り上がればいいのか判らなくなること請け合い。なのに、何故か面白く感じるのは……主役がルーク・ゴス似(?)というせいかもしれない。
ともあれ(再)、警察は正しくあって欲しいというメッセージだけは受け止めた。そしてもしかしたら、国内批判のための作品だけどロシアの組織が関連してるから文句は云えまい!(高笑)というのが真相かも……と思ったり(笑)。