ヴァルヒ

ウォンカとチョコレート工場のはじまりのヴァルヒのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

結構当たり。

聞こえてくる音楽と見えてくる映像の一致度が凄く高く映像自体のテンポ感も凄くいいので観ていて飽きない印象。

素人目で聞いてみるとティモシーの歌は多分普通に上手い、多分。

サブキャラも不必要なキャラはほぼ居なく(コメディアンは要審議)、そのキャラ達のバックボーンも必要最低限なので無駄に長くなったりとかもないからすっきりしている。

ウォンカが店をはじめて開く時に言っていた、「忘れていた子供の時の楽しさ、全てが不思議だった」的なセリフが結構この映画のコンセプトというかメッセージなのかなと思った。
歳を取るとマンネリ化してくる楽しさ的なのを改めて思い出させたいのかな。

ちょうど自分は凄く「もう直ぐクリスマスかあ」というのを感じていたので、ウィンター要素を詰め込んだこの映画はすごく楽しめた。

雷雲と太陽のかけら?を合わせて作った「暗闇の中の一筋の光」を食べて、脱走方法を思いつくシーン。
チョコレートがテーマに合わせた効力を持っているのはチョコを大きな題材として扱っている映画の中での観客のチョコに対するマンネリ化を防ぐ手段としては満点なのではないかなと思った。
こういうのって組み合わせ想像が膨らんで凄い好き。
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