Ryohei

ウォンカとチョコレート工場のはじまりのRyoheiのレビュー・感想・評価

4.5
『2時間のチョコレートのCM』

俺にチョコレートを!
私にもチョコレートをちょうだい!

この映画やばいです!
頭の中がチョコでいっぱいになる!
洗脳されてしまう!!
カルトチョコレート映画!爆誕!!!!

再来年から、毎年バレンタインの時期にこの映画が擦られ続けることになるでしょう。

出てくるチョコレートが、どれもこれもおしゃれで美味しそうなのよ!
「カリッ!」って音とか、とろけるような役者の表情も相まって、どんな味なのかめちゃくちゃ気になってグッズで売ってないか見に行ってしまった。笑

なーんにも情報を入れずに見に行ったから、初っ端からめちゃくちゃミュージカルなことにまず驚いたけど、メリーポピンズっぽいポップな演出とアニーみたいな苦しい環境の中でも夢と希望に溢れるポジティブな曲調に心も踊りました。


そして役者も素晴らしい!!

ティモンシーさんってこんな無邪気な演技もできるの?? 可愛すぎ!

学生時代はどっちかっていうとこういうキャラだったらしい!
圧倒的美顔でお茶目とか五条悟かよ!
それで魔法も使えちゃうとか!
ピーターパンかよ!

他のキャラも漫画から出てきたようないい表情の役者ばっかりで、ずっと楽しかった。

そして突如登場するミスタービーンにもビックリ!
相変わらず表情筋どうなっとんねん!


今回は、時間的に見れるのが吹き替え版だったので吹き替えで見たけど、全員うますぎて違和感皆無!

Da-iCE花村想太は、台詞の息の吐き方までうますぎて、まじで声優に引けを取らない!
歌もめちゃくちゃ綺麗で素晴らしい!!

ヌードル役は、語尾に感じる子供っぽさとかすげぇ可愛いし、めちゃくちゃうまい子役やな〜って感心してたら、セントチヒロ・チッチでぶったまげた!

マツケンのルンパ音頭も面白かったし、チョコプラもどの役か分からんくらい溶け込んでて良かった!

松本梨香と石井康嗣のクリーニング屋コンビは、アドリブで掛け合いした部分もあったらしく、ハリウッド側からOKが出るかわからないと言われてたらしいけど、そのまま使われたらしい。
それが、どこの部分なのか全く分からなかったし、それだけ役に馴染んだ掛け合いだったんだろうな。さすがレジェンド!

皆さん、吹き替え版オススメですよ!!

ただ、ティモンシーの歌も気になるし、字幕でも見たいな!


そしてチョコレート工場といえば舞台美術!
今回もその世界観、ビジュアルが素晴らしい!
アタッシュケースの中の小さなチョコレート工場もチャカチャカ動いて可愛いいし、デカい工場よりこれが欲し〜!!

どことなくハリーポッターっぽさを感じるなと思ってたら、プロデューサーがハリーポッターシリーズのデヴィッド・ハイマンだった。
この人、40歳の時にハリーポッターやってから今までヒット作しか産んでない、、目の付け所が凄すぎる。。

ただ、キャラクターの奇抜さや、見たことの無い世界を1から作りだした『チャーリーとチョコレート工場』はやっぱりすごいし、ティムバートンの偉大さは改めて感じた。
帰って見返したよね。

監督的には、
1971年公開の『夢のチョコレート工場』の前日譚として描いたらしく、色々オマージュや繋がりもあるようなので、そちらも機会があれば見てみよう!



物語の最後に思ったことは、、

















賞味期限ヤバくね!!!!
Ryohei

Ryohei