10日間で、12歳(を装った)の少女3人に連絡してきた男は約2500人。
その細かなやりとり、大量の動画や写真、脱がせたり脅迫する手口をありありと見せられる映画。
絶対にあってはいけないことだし、本当に辛いし、悔しいけど別に驚きはしない。
これに驚くのって、SNS世代じゃなかった人と男性だけでは？
SNSを使っている女性なら、少なからず経験はあるだろうと思う。一通も発信も返信しなかったとしても。電車に乗っているだけで、Airdropで局部の写真が送られてきてしまうんだから。
最後の男性の言葉が、ここに出てくる大多数の男性の感覚を代弁してると思う。
この事において、世界が良くなるなんて期待もしてない。できない。
対策が整うのは何か悲惨な事件が起きてからでしょ。結局、自分や親が気をつけるしかな
いのがくやしい。
…って今の自分なら強くいられるけど、これは少年少女たちの話。
こんなことがあったら、本当に精神を壊して死につながる。
「気持ち悪い」で終わらせちゃいけない、そんなこと絶対にあってはいけない。
このチャット内にまともな男性もいたこと、あと犬のおしっこが救いだった。
この撮影法には批判も心の傷も大きいだろうに、ここまでチャレンジした女優たちとスタッフ達に敬意を示します。
