カメラ越しの部屋の構図が完璧すぎて逆にリアリティに欠ける。それがドキュメンタリーではなく男側も仕込みっぽく見えてしまう。
ザイモクの感性が違うのか、搾取側としてラストナイトソーホーののっぺらぼうも連想する。あとスケキヨ。部屋がいかにもおじさんが考える12歳のファンシーな部屋で精巧さ、壁のフラットな感じが逆に造りに見えないだろうか?まさに映画の登場人物の部屋、部屋全体を見渡せる対面の壁にビックリするくらい並行なカメラ、綺麗な構図すぎる。若干絵面が出来すぎているので、男側に逆サクラも混じっている可能性もあるのかなあと考えた。なんせカメラ越しの部屋の構図が完璧すぎるのよ。怪し過ぎない?
搾取する人間は断罪すべきだが、撮影クルーが早い段階でこの人知ってる!と言い出すのはモヤっと感がある。犯罪者相手なら何をしても良いのだ!という正義感が逆にドキュメントではないセリフっぽい造りを感じるなあ。あと他にも余罪はあろうが、映画内では厳密に言えば成人相手なのよ。そのへんのモヤみ。
あとチェコ語?はわからないので翻訳の問題かもだがもう少し、言葉使いのグレードを落とさないとだめだろ。曖昧さやわからないと返事はしているが、単語や言い回しは普段そのままな気がする。
あとコンタクトを取ろうとした女性もいるだろうし、やりとりのバリエーションが流石に少な過ぎた。
出演する女性は3人だが、かなり気の強い人(演出で受け身でいることを求められているが、ハネっけがだだ漏れしているのが面白い)が1人いて三等分というよりその人がメイン感はある。
私がプロミシングヤングウーマンを評価するのはイケメン=優しいという嘘から逃げなかったところだね;)
20歳のイケメン素敵!という人は逆に騙されやす過ぎではないかと心配になるが、疑りすぎだろうか?