伝説のゴスペルグループ「クラーク・シスターズ」の伝記映画。グラミー賞の常連で、名声と栄光を手に入れた彼女達の知られざる家族のストーリー。
歌唱シーンがめちゃくちゃ良くて、本当にかっこよかった。世代じゃないので名前を聞いたことあるくらいだったけど、彼女達の人生、成功するまでの苦労と、成功してからの苦悩。
「家族」で活動するとなると、いい時は凄くいいけど、しんどい時は他の比じゃないよなぁと。信仰もあっての、家族の強い結束がないとこうはいかない訳で…。
その全てが「母」だったんだなぁ。
娘たちを有名にしたかったのか、神への気持ちだったのか、その厳しさは傍から見ても理解出来ない部分もあったけど、良くも悪くも母は偉大。
子育て、家族、母娘、姉妹、信仰、仕事と、色んな角度から色んな人の気持ちが絡み合うから、こればっかりは正解なんて無くて仕方ない事なんだけど、その葛藤がこの映画の見どころなのかもしれない。
見方によっては、母親のエゴに縛られた娘たちのカルト的映画に見えなくもないけど…信仰が側に無い私にはその辺はよく分からなかったな。
個人的には、母と娘の喧嘩の仲裁に入ったのはいいが、その時に何があったとしても、母を突き飛ばすような男とは結婚してはいけない。いくら好きでも絶対にダメ!とは思いました。
ちなみにこの作品、クイーン・ラティファとメアリー・J・ブライジとミッシー・エリオットが制作総指揮として参加してるらしい。めちゃくちゃ豪華でびっくり🙄
クラークシスターズを知らなくても、音楽やゴスペル好きさんには楽しめるかと思います。演じてる方達も凄い方々なので、歌唱シーンは間違いないです👏
なんとなくだけど、成功した人ってドラッグやら何やらで転落して、亡くなっちゃうっていう自伝映画が多いから、そうじゃないストーリーは新鮮で良かったかな☺️
は~私もゴスペルやりたい😇😇😇
2021-258