有名なゴスペルクワイアの指導者マティ・モス・クラークが育てた5人の娘たちによるゴスペルのレジェンド「ザ・クラーク・シスターズ」の伝記的作品。（米CATV「Lifetime」で放送されたテレビ映画）
1963年のデトロイト。
早朝から母マティ（アンジャニュー・エリス）に叩き起こされる少女時代の5人姉妹は、すぐに母のピアノに合わせてコーラスの特訓開始。
キリストの神の教会（COGIC）の音楽大臣として教会で熱心にクワイアを指導する母と共に歌う日々。
牧師の父は、妻としてのサポートをしないマティに不満を募らせ、ついには暴力からの離婚へ。
厳しい母の特訓のもと、5人の完全に調和された（One Voiceの）パワフルなハーモニーは磨き抜かれ、レコードデビュー〜そして成功へ。
長女ジャッキー（アンジェラ・バーシェット）は看護師、次女デニース（レイヴン・グッドウィン）は夜遊びに夢中、三女トゥインキー（クリスティーナ・ベル）は学校を中退し常に母と一緒に各地の教会を回るオルガン奏者、四女ドリンダ（シーリー・フレイジャー）はスレンダー美人、五女カレン（キーラ・シアード）は恥ずかしがり屋だが母からソロを命じられる。
成功した後、デニースはこれ以上母に仕切られる人生は嫌だと離脱。
続いてトゥインキーも・・
メンバーは3人（ジャッキー、ドリンダ、カレン）となってしまう。
最後にこの3人のご本人がステージに登場しますが、本編では、5人の女優さんが実際にパワフルにゴスペルを歌い上げていて、素晴らしい！
そして、厳しくも深い愛を娘たちに注ぎ、まさにゴスペルに命をかけた母マティを演じたアンジャニュー・エリスの演技の凄みが見どころ。
AAFCA（アフリカン・アメリカン映画批評家協会）Award: 最優秀テレビ映画
エグゼクティヴ・プロデューサーにクイーン・ラティファ、メアリーJ・ブライジ、ミッシー・エリオットが名を連ねてます。
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