とんびのらんのレビュー・感想・評価

古き良き昭和の頑固親父とそれを見て育ったしっかり者の息子幼き頃に両親と離別し家族とゆうものを特段大切にしていた。そんな時愛する妻が不慮な事故で無くなり原因を俺のせいだと嘘をついた。みんなで育ててきた息子が巣立って大人になっていく様を見守りながらもどこか寂しい思いを上手く表現出来ない不器用さでなかなか正直な気持ちを伝えてこなかった。でもあきらが結婚タイミングであきらが正面で話をしたから自分を今までのことが溢れ現実を受け入れながら涙するシーンは家族愛そのものだった。やはり親というのは子供のことを愛してると思えた作品だった。無くなった時に笑って思い出話ができる関係になってたい自分も親と向き合わなきゃと思わせてくれた。