碧

CUBE 一度入ったら、最後の碧のネタバレレビュー・内容・結末

CUBE 一度入ったら、最後(2021年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

原作の大ファンなので、数ヶ月前ご本家公認リメイクとの発表にとても興奮したものの『日本版リメイク』で当たった記憶がない気がしたので、あまり過度に期待せず行った。

正解だった。

キャスト選びは良かったと思う。
オープニングのみの柄本時生はとても贅沢だった。
菅田将暉ならではの「目」の表情がとても活きていたし、なんたって岡田将生が良かった。
人間のいやらしさや狂気の見せ方が流石だった。

しかしながらセットの造りが甘く重厚さに欠けていたような。
他の方も書かれてたけど、角度によったら四角い部屋が縦長に見える時があったし、たしか前半のシーンでキャストの手か身体がハッチの扉に当たった時、扉が簡単に揺れてエッとも思った。

やはり全体的に「既視感」を超えてくる何かしらの斬新さが無かったのが残念。
もっともっと絶望的を見せて欲しかったし公認リメイクというならCUBEファンをも「おっ」と言わせて欲しかった。

消化不良にも程…なので、今から原作観る。
日本でリメイクはやめた方がいいという結論。
碧