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スプートニクのtonuのレビュー・感想・評価

スプートニク(2020年製作の映画)
3.6
Blu-ray(8Kコンバート)、DTS-HD+DSur(DTS-HD MA 5.1ch)で見ました。
シネスコ

画質は解像感は良いが、あえてなのかもしれませんが、トーンは全体的に低めです。
音質はよく、ボリュームもフルで入っていて、低音も結構入っていてサラウンド感はかなりあり、ホールなどのシーンも良いです。
多分ここの配給DISCは他のものもそうなっていそうです。
音に拘った作品らしく、特典映像も、どうやって音を作ったかと言うのがメインという珍しい作品。
そういう意味では、家で音響がしっかりしてる環境がない人は映画館で見るべき映画。

正直このご時世ロシア関係はどうかとは思いましたが、手元にあるのはしょうがないので見てみました。

特にエイリアン以降のお約束の設定ですが、ジャケットがミスリードをさせる画です。と言うか半分詐欺。戦闘的なシーンがメインの映画ではなく、どちらかというと「メッセージ」みたいな坦々とした感じ。
低音や音響ののこだわりも含め、ドゥニ・ヴィルヌーヴを意識してるのかなといった印象を持ちました。
VFXのレベルは高いと思いました。
心理描写の間も長く取ってあって、丁寧に描いている印象。
音が一番ですが、作品としても印象に残りました。
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