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14歳の栞の遊のレビュー・感想・評価

14歳の栞(2021年製作の映画)
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35人の生徒たちの中に自分の人生と向き合ってない人が一人もいなくて、持って生まれた自分のパーソナリティでどう生き抜いていくかの「人生観」がそれぞれ全く違うかたちで存在していた、そりゃそうだよなと思った 自分は14歳の頃どんな人生観でやってたか記憶を手繰り寄せたくなった

あの子はキラキラ系だから、と他の子に言われてた子が「私は自分を殺すことでみんなとうまくやれるって分かったからそうしてる」って言ったところ、
周りにキモがられたり嘲笑されたりしてる宇宙大好き少年が「あんなん気にしたら負けですよ」って言って一心不乱にPCと睨めっこしているところ、(かなり演出じみてるけど)その彼にだけカメラのこっちから「大人になったらまたインタビューしていい?」と問いかけるところ、
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