わたしは学校が好きでも嫌いでもなかった人で、周りの人の多くは学校のことが好きなのだと思っていたけど、
この映画で1人づつ話を聞いていくと、私のように面と向かって好きとか嫌いとか言えない人が多数派だった。
子供と大人の間であり、「子供のままでいたい」「大人になりたい」のせめぎ合いの最中にいる人たちの集団。
人生の中で特異的な時間だというのは学校を卒業した観客にはわかるけど多分あの子たちは分かっていない。でもそれがめちゃくちゃ尊い。
14歳の肉体はサナギのようで、エネルギーが突っ張ってる感じがした。