19世紀半ばのルイジアナ。南部有数の大農園を経営するマクスウェルの息子ハモンドは、名門の娘ブランチと結婚するが、処女でなかったブランチに失望し、黒人娘エレンに愛情を注ぎ、嫉妬したブランチは…というストーリー。
いろんな映画で黒人への人種差別のシーンを見たことがあるけれど、それら全部をこの作品に盛り込んだ‼️というくらい、酷い描写の数々…😣
奴隷売買で引き裂かれる家族、売るための子供を作るのに、種付け、交配させる、情婦としての黒人女、奴隷同士の殺し合いに賭け、脱走者を銃撃、逆さ吊りで鞭打ち、馬車の荷台の椅子に座らせた黒人と木を縄で縛り馬車を走らせる処刑、お湯が沸騰してる釜に入らせる、老いた黒人は毒薬で殺す、リウマチは子供の腹に足の裏🦶をくっつけておけば移せる…
奴隷を人間扱いしてない。
だけど、薄々黒人も同じ人間だと気付いているから、銃でねじ伏せようとする白人。
ハモンドは、自分の足が悪いことに引け目を感じているせいか、黒人に優しさを見せる。
けれど、自分は黒人女に溺れてるくせに、嫁が処女でないと知って怒り狂い、相手にしなくなる。
奴隷女との自分の子は後に解放する約束をするのに、嫁の子は…😖
まあ、この嫁も、夫を惹きつける努力をしてないし、酒に溺れてヒドイからなんとも言えないけど💦
人種差別を赤裸々に描いた正直な作品。
目を逸らさずにしっかり見なくては。
