白豚

ひらいての白豚のネタバレレビュー・内容・結末

ひらいて(2021年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

アイドルのカバーダンスをセンターで踊る人ような人が、よく知らない人が落とした飴を拾って口に入れるののすごく納得する。最初はこれ「恋がしたい恋がしたい恋がした~い」ってかんじではないな...?と思ったけどちゃんとしっかり「恋がしたい恋がしたい恋がした~い」って映画だった。主人公はあんなにかわいいのにキスをした人とも身体を重ねた人とも結ばれない。そういうのじゃなくて「恋」がしたい。女の子が他の女の子を利用するために近づくときってまさにあんなかんじ。じっと見つめてやたらとかわいい褒めてくるし、雑におもしれー女認定してくる。主人公の精神が荒んでくにつれて髪がはねて艶がなくなってて生々しかった。あと美人親子ですね〜って言ってくるジジイ序盤から違和感すごい、よくわかってる。ずっと折ってたピンクの鶴が桜になって、その桜を蹴り倒して、最後に鶴をひらくのわかりやすくて説得力あった。予算少なそうなのに重たかった。
白豚

白豚