火星の類人猿

モンタナの目撃者の火星の類人猿のレビュー・感想・評価

モンタナの目撃者(2021年製作の映画)
3.5
テイラー・シェリダン監督はアメリカの風景を美しく恐ろしく描いてくれるのが好きなんですが、本作もそこは安定のクオリティ。森と山火事がたっぷり描かれていました。

ただアンジーはちょっと細過ぎてレンジャー感が薄かったな、病気もあったし仕方ないと思いますが。あまり凄腕感もなく、精神が不安定でしょっちゅう泣いているのは感情移入を妨げられました。あれは精神鑑定でハネられて当然じゃんと思ってしまいます。

一方でジョン・バーンサルが演じる保安官が準主役で、メチャクチャ漢らしいキャラで惚れました。