昔ながらのジャンルものだけどしっかり現代風になってる娯楽作。
傑作「ウインド・リバー」並を期待すると肩透かしを食らうものの、山火事×暗殺者というシンプルで背景が薄い話だから気軽に観れる。
アンジェリーナ・ジョリーはボロボロになっても華やかでやっぱりスター。
イエローストーンで広大なモンタナを撮るテイラー・シェリダン監督の森林消防隊員への敬意を感じた。
トラウマを抱えた強い中年女性が子供を保護する構図に目新しさは無いけど、ジョン・バーンサル保安官が超セクシーでパートナーが羨ましい…と思いきや、身重の妻が誰よりカッコいいのは良かった!
エイダン・ギレン&ニコラス・ホルトの殺し屋兄弟がプロなのにどこか抜けてて愚痴っぽく、人間臭い魅力がある。
下請けはつらいよ。
タイラー・ペリーが登場するも大物の不正の真相は全く語られず潔い。
子役フィン・リトルの演技も天晴れ。
アンジェリーナに痩せすぎと指摘する台詞あったけどその通り。