Genichiro

カビリアの夜のGenichiroのレビュー・感想・評価

カビリアの夜(1957年製作の映画)
3.8
川に突き落とされる冒頭場面に衝撃受けた。死にかけて、びしょびしょのまま逆さまにされるカビリア。まるで『河内カルメン』のような、面白悲し切ない。カビリアの厚かましさに笑い、なぜ彼女はこんな目にあわなければならないのだろうと悲しくなる。「黒髪を長くしてた15歳の時に会いたかったわ」。終盤の崖の場面、差し込む光の美しさとカビリアのコントラストがあまりに悲しくて。そして、夢か現か分からぬまま楽しげな人々と歩いていくカビリア。悲しすぎるて。良い映画なんだけどあまりに悲しすぎて見返すことはないかもしれない…
鉄の棒を組み合わせただけの骨組み?で子供が遊んでたけど、あれやばすぎる。めちゃくちゃ危ない。
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