ヨーテボリ映画祭にて。

ノルウェーのドラマ、半ドキュメンタリーのようなタッチで描かれるグリットの物語。

元々この監督主演でグリットのキャラクターを描く短編を撮ってたらしく、それをもとに長編化したっぽい。

グリットという女性はクリエイティブ(に見える)で、パフォーマンス集団と何かプロジェクトをやろうとしているらしい。

だけど進むにつれ、グリットは性格か精神的に難ありなのでは？と思えてくる。

いったい何を描きたかったのかよくわからず混乱した。社会に溶け込み機能して充実しているように見えても本人はメンタルが大変なことになっているということか？
それとも形式上、うわべだけでは誰にでもオープンで万人を受け入れますという姿勢の裏は排他的な意識が潜在的にあるということか？

もしかして移民難民を受け入れる姿勢を見せていても実は内面ではそこまで綺麗事は浸透していないという皮肉のようなもの？

章立てて描かれるが終盤の章が明らかにテイストが変わり、置いてきぼりを食らう😅

ちょっとよくわからない不思議映画だった。