会話と、静かに過ぎる時間。
美しいようだけれど、
淡々と紡がれていく
ありふれた言葉のキャッチボール。
ミニマルな構成。
鑑賞する側にも
あれこれ想像できるよう、
ほんの少しの余白を残してくれる
心地よいボリュームの短編たち。
時折訪れる
チープな演出に
なんだかぐっと心を掴まれました。
笑っていいのか、
いや、、どうなのか、、と
絶妙に気まずい
誰にでも起こりうる(?)偶然、、
変えられない過去、
取り返しのつかない失敗、
思い出すだけで恥ずかしいこと、、
人生はみんな、
当たり前に色々あって、
けれども、やっぱり、
いいものだなあ、と思った。
思わせてくれた。
うまく説明はできないけれど、
どうしてだか、
とっても元気の出る作品でした。
思い出深い、小さな映画館にて。