ら

偶然と想像のらのネタバレレビュー・内容・結末

偶然と想像(2021年製作の映画)
4.6

このレビューはネタバレを含みます

1話
魔法より不確かなものは解かれちゃうし、そりゃ身を投じたくても投じることなど出来ない
「会話はエロい」ってセリフ好き

2話
主人公の女性は扉を閉じたと評されてたけど、それは彼女が相対する人もそうであっただけ
教授は扉を開けていたから目の前では素直になれた
でも教授にも指摘されてた常識を逸した行動を(たまたま?)起こしてしまって救いのある展開にもならない
彼女にとって閉じたコミュニケーションの場である家庭がそれを誘引した?とも思ったけどほんの気の迷いとかなんとなくとかそんな感じの行動だったんだろう


3話
数十年ぶりに会う友人であると勘違いしたところから始まる奇妙な話
雰囲気が似てたということに思いの丈を仮託した相手に伝え合うことは2人にとって大切な儀式であった、そしてそのフィクションの関係がリアルにも影響していくのがいい
勘違いであることが露呈した時笑いが起きたのがいい雰囲気に包まれて好きだった
ら