愛がこわれるときのヒルコのレビュー・感想・評価

原題を直訳すると、敵と寝る(ヤる)こと、となるわけですが、もちろん最大の敵は旦那に他ならないけど、それよりも追い詰める要因は「外面パーフェクトな旦那の悪い面を言っても、自分のことをきっと誰も信じてくれない」ことなんだと思うわけです。そこをも少し深く追求すべきだったんじゃないかなーと思います。サスペンスにするに当たっても、その方が感情移入出来て見やすいと思う。旦那の異常性は描かれてるんだけどね。嫁に言及しないならもっともっと変態的に異常極まりない旦那にしても良かったかもね。