息を呑む美しい映像
それは前作に引けを取らない
ずっと音楽もなく進んでいくけど最後の朝に曲が流れて、心地よい多幸感が溢れた気がした
タイトルバックで母親後ろ姿が映るのは印象的でその画がすごい綺麗だったのもあるけど、その後もいくつか背中が映るシーンがあって寂しそうで多分それをネリーも子供ながらに感じていて、なんか胸が締め付けられる
子供たちと森の少し無造作な画面が、前作と比べて恐さみたいのはなくなってまた美しいけど温かい感じ
赤と青の衣装とか色合いもほんと綺麗
あばあちゃんへのお別れの挨拶が言えて良かった
母親や父親が自分と同い年だったらと考えたことあるけど、嫌いではないけど絶対クラスにいても仲良くはならないだろうと思ってた。でもそれは多分同族嫌悪的なことで似ている部分が多いからで、実際いたらあっさり仲良くなれるのかもなと今回みてて思ったり。
親と子とか年齢的に大人と子供とかで言いづらい事っていっぱいあって親が親を亡くした時なんて声を掛けたいけど想像出来ない感情だし何も出来ないと思っちゃうけどそんなに気にしすぎないで話をするべきなんだろうなと、それは自分が親になった時にもそうなんだろうなとか思った。
劇場にあった本作に関する監督のインタビューで迷った時宮崎駿を思いながら演出したというような事が書かれていてジブリの世界規模の人気を再認識して感心したのと、内容的なリンクにも納得した気がした。
