一目惚れに落ちた男女が、呪いにより見た目が変わってしまい、互いが互いを待ち続ける話。
リズミカルで物哀しい音楽に乗せて、ナレーションが御伽噺のように話を進めていく。ジョージアの風景や人々の生活が映されながら、ある日恋人たちを見つけて撮る映画監督の撮影に2人が選ばれる。
観客はどこか傍観者として物語を見ていくのだが、最後に作者の意図が明かされている。
映画、物語とは何か、日常の中の冒険を信じたいと思えるようになる作品。
ただやはりテンポがスローすぎて、
何を見ているのかが分からなくなってしまう。個人的には主人公に感情移入できるほうが好きかな。