のぶ

アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイドののぶのネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

少し想像させるラスト。解釈は人それぞれだと思うけど、僕はトムをどこか行かせるための劇中でもセリフがあったように「私のために去ってほしい」ラストだと僕は思っている。
1 つ心にだった言葉としては「心の傷は相対的である」という言葉だ。劇中でも主人公が人と比べて自分の現状を悲しむシーンがあった。それにとてもマッチしていたため、説得力がある言葉だった。確かに人の心が傷つく時というのは、周りの人と比べて自分が劣っていたりする時、なんじゃないかなと思う。また嬉しい時は人より優れていると感じる時が多い。人でいい点を取ったり、大会で優勝するなど、多くは人に勝ったりすることで、みんなから認められたりすることで喜びを感じるんだと思う。
この映画はSF という区分でロボットとの恋を否定しているのだなと解釈した。確かに子孫繁栄の部分で人間とロボットの恋は正しいとは言えない。しかし、何が間違っていて、何が正しいのかは歴史が時間が評価するのではないかなと思う。僕も現状はロボットとの恋は人間にとっては素晴らしいものではないと思った。
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