イントロダクションのせいけのレビュー・感想・評価

モノクロとシンプルでリアルな会話劇とズームとお酒とタバコ
まさしくホン・サンス流の映画
核心的なところに触れる前にサラッと映画が終わってしまうため普通の映画とは違った感触
ただ今作のズームは何かどろっとした味わいを感じどこかスリリングさすらあったような
時系列も曖昧な三幕仕立てのストーリーだけど何か取り返しがつかないことは起こってしまった感触
ただひたすら立ち尽くすばかりの大人たちに哀愁を感じる