ガルベス

白い牛のバラッドのガルベスのレビュー・感想・評価

白い牛のバラッド(2020年製作の映画)
3.9
夫が殺人の罪で死刑となった1年後に冤罪が発覚。遺された妻は事件の担当判事に謝罪を求めるが門前払い。
そんな時に夫の友人を名乗る男が接触してくる。

徹頭徹尾、救いのない話で、誤った死刑執行を神の意志と手前勝手に解釈することの欺瞞が描かれ、罪の意識に苛まれた側がとった行為は最善とも思えるがああなるのも致し方がないのだがしんどい。

淡々としたテンポながら後半からの絶望展開に目が離せず良作。
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