ライオン

白い牛のバラッドのライオンのレビュー・感想・評価

白い牛のバラッド(2020年製作の映画)
3.9
イラン映画は初めて観た。近年、盛んに議論されるようになった死刑の問題を扱った作品。冤罪で無実の人間を死刑にしてしまったことによる家族と判事の運命を忠実に描いていた。映画の中では、頻繁に神が下した運命だと表現されるが、何か都合よく神を利用しているようにしか自分は感じなかった。日本も、死刑を存続している国として、極悪人といえども国が人を殺しても良いのか、冤罪により死刑が起こった時の賠償はどうするのかよくよく考えなければいけないと思った。
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