はる

白い牛のバラッドのはるのレビュー・感想・評価

白い牛のバラッド(2020年製作の映画)
4.0
最近はイスラム圏の女性を描いた作品が簡単に観られるようになって、いつも興味深く鑑賞しています。

今回は、口紅をひいてヒジャブ(スカーフ)を取るという、イスラム教ならではの表現が新鮮でした。

そしてまたもや女性の立場の低さに悲しくなりました。

イスラム教の事はよく知らないけど、貞操観念の強い社会であれは間違ってるよね。あれじゃあミアは現世でも天国でも罪を背負うことになるのでは?
親切心のつもりかもしれないけど、やっぱり彼も女の立場を分かっていない。

牛や牛乳の隠喩には静かだけどものすごく強烈な抵抗を感じました。
はる

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