eigajikou

アンラッキー・セックス またはイカれたポルノのeigajikouのレビュー・感想・評価

4.5
絶対劇場で見るつもりでいたのにことごとく都合がつけられなくて、結局早稲田松竹にもたどりつけず、アマプラで一時停止しまくり色々と意味とか確認しながら見た😅
劇場で見ても結局アマプラで見直していたと思う。
去年はイメージフォーラムフェスに行けなかったから無修正版見れなかったけど特に残念とは思えない。監督の「自己検閲版」というのも皮肉たっぷりで面白い。どうせ映倫の検閲でギャスパー・ノエ『LOVE 3D』みたいにぼかしばっかりで何が映ってるのやら⁇状態になるならあの皮肉たっぷりのおかしな目隠しを自分で付けた方が皮肉が効くし面白くていいよな。
(ジョアン・ペドロ・ロドリゲス監督の『鬼火』は多分一般公開されないと思うけど、あれもロドリゲス監督に「自己検閲版」作ってもらったらいいかもしれない。全く別の映画になるかもしれないけど。)
第一部と第二部が特に面白かった。エミが歩くコロナ禍のブカレストの街の横パンが楽しかった。
第三部も面白いけど日本の学校の保護者会って今どうなんだろ、なんか日本でもこんな感じになってるのか?と思わせるグローバル感⁉︎を感じた。
ルーマニアにも反マスク派いるんだなと可笑しかった。
それからドレス着た胸毛の男性が気になって仕方なかったな。
音響もとても凝っていた。

(JAIHOでラドゥ・ジューデ監督特集があったんですね…基本的に映画館で見るのが好きなので、配信はアマプラだけでもウォッチリストに何百本も溜まっているし、アマプラより配信のある映画祭は優先して見るから、他の配信の加入がいつまでもできない「新人類」と言われた旧人類世代だからもう色々今生では見切れないな😓)
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