20代後半の主人公が
モラトリアム終焉期だと思っていたのに
実はモラトリアムのはじまりだった
「あの頃」を振り返るという映画
うまくいくと、
いままさにその時代を過ごしている人
(これからどんな人生を歩むのかわからない人ほど、あるかもしれない未来を見た気がしてエモい気持ちになれることもある)にも
とっくに「あの頃」を通りすぎた人にも
響く作品になる題材なのだけど、
前者の域を出なかったかな、という印象。
とくに花恋のあとではどうしても比べてしまうかも。
あと、「彼女」がいかにも
おしゃれ系女の子の好きそうな女の子だなと。これは意外と見る人を選びそう。
まあ、うん、という作品でした。
井上祐貴くんは初めて観て、
この映画では尚人がいいなと思ったのでメモ。