じゅんP

明け方の若者たちのじゅんPのレビュー・感想・評価

明け方の若者たち(2021年製作の映画)
1.8
徹夜明けの明け方の空気、みたいな”装置として共感性の高いパーツ”の羅列でしかなくて、彼らの人間性やそこから生じるドラマに関しては大して深掘りできてないんじゃないですかね。

やりたい仕事と配属先の話から、大学時代の友人の顛末に至るまで、積み重ねていく”あるある”がずっとうっすら感じ悪くて、主人公に肩入れしたくなる要素に欠けるので、中盤で明かされる事実も「あ、そーなんだ」くらいで軽く流せてしまった。
2人の時間の過ごし方…「やった事ないけどこれ楽しそう!」みたいなん全然無かったな。

濱田マリのお店を実家に見立てたら、もうJTのCMやん。
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