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明け方の若者たちのanguishのレビュー・感想・評価

明け方の若者たち(2021年製作の映画)
1.4
○某サイト管理人が珍しく褒めていたけど…でも53/100だけどw 青春は学生だけの専売特許じゃないよと言わんばかりの2013年から始まる社会人一年目の羽陽曲折。とは言え言葉よりはフランクで、華やかではなく姫小判草のように地味で淡白な話、なんで映画にしたんだって。共感する人の年齢は限定的で「世界では不幸な人が沢山いても、一番自分が不幸だと思っている」青年。大半の人が「恵まれているよ」と思うことでしょう、何か成し遂げないといけないんでしょうかね、ゆっくり探してもいいと思うんだけど。

中盤でいきなり一気にボルテージが振り切りその後は…なんと!? 邦画独特の見ていてかっこいい恋愛ではなく少しずらした年齢-5の恋模様ってテンプレでよく見るんですけどウケやすいんでしょうか?映画で地味にリアルやられてもね~。ティーンエイジ・ムービーの大根演技じゃなくて、この作品に関しては演技は悪くはなかったけどバスローブのままセックスするのは滑稽でした、俳優さん二人とも頑張っていましたが無理しなくてもよかったんじゃない?カットで。良くも悪くもTHE JAPAN QUALITYでした。

20220425-22(104)

↓邦画のテンプレート置いておきます。

薄暗い食卓
父「最近どうなんだ」
娘「別に…」カチャカチャ
娘「ごちそうさま」
母「まだ残ってるじゃない」
娘「食べたくない」換気ファンの音ブゥーーーン
母「ちょっと恵美子!」
娘「…」スタスタスタ階段タッタッタ
母「もう、あなたからもなにか言ってください」
父「そういう年頃なんだろう…」外の電車ガタンガタン犬ワンワン
場面変わっていきなり外の景色
道路の車の爆音エンジン音ブオオオオオオオオオオオオオン!!ブロロロロロロロ!!
意味もなく黄昏れながら道歩いてる主人公を遠くから移す(歩いてるだけなのにやたら尺が長い)
中盤の修羅場シーン
父「なんか言ったらどうだ」
母「・・・」
父「・・・」
母「・・・」
父「・・・」
母「・・・」
父「なんか言えって言ってんだろッ!!!」ガシャーンバリーンバキバキドゴォ
クライマックス感動シーン
透明感のある清純派女優「私、本当は寂しかった!!愛されたかった!!」髪振り回しながら汚い泣き顔
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