かな

明け方の若者たちのかなのレビュー・感想・評価

明け方の若者たち(2021年製作の映画)
3.8
就活してた時のこと、新卒で入社して会社や社会に対して感じたこととか、いろいろ思い出した。
組織に属するとなったら全てが自分の思い通りにはいかないだろうし、多少妥協というか合わせなきゃいけない部分もたくさんあると思う。自分の意見があってそれを相手に伝えるってことは誰でもできることではないし、大事なことだけど自分が置かれてる状況とか、立場をある程度考慮してその場に合わせた柔軟な対応が自分にとっても、必要になってくるってことを自分の実体験から学んだ。

僕が、あるシーンでどちらかと言えば焦燥感とか悲しい気持ちになるはずなのに、興奮しちゃったのは理解できなくもないなと思った。毎日淡々と作業をこなして、面白みがない生活をしていたら迷いがでてきたり、このままでいいんだろうかっていう気持ちになることも実際ある。ちょっとした刺激があった方が人生楽しいだろうし、人間ってそうゆうもんだと思う。だからといって、環境のせいにするのは良くない自分の理想像や思うこととがあるなら、そのためにどうすればいいのか考えてそれが正しい道だと思えばどんどん行動に移していったほうが、後悔もしないだろうし決して無駄にはならないと思う。

友達の励まし方(もっと今よりかっこよくなるチャンスみたいな)がイケメンすぎて友達って裏切らないなー、自分のことを大切にしてくれる友達は一生大切にしないといけないなと思った。

彼女の真実?が予想外すぎてびっくりしたけど、確かにそれまでのシーン思い返してみれば彼女から好きだよって言うことはなくて、ありがとうっていう返事が多かった気がする。初めから分かっていたなら僕が彼女との関係を絶っていれば、悲しい気持ちにもならずに済んだのにって思うけど、一目惚れしちゃったらそう簡単には絶てないよなーと思う。恋愛難しい。
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