エモを全面的に押し出したかったが
完全に押し出しきれなかった映画
あとエイリアンズでは絶対に目が覚めない定期
みたいな映画です
「エモい」とはなんなのか
明け方まで酒を飲む若者、とか
ベランダでタバコを吸うセンター分け男、とか
夜散歩しながら発泡酒を飲む、とか
恐らく所謂「一般人」が一般的に生活していたら普通に遭遇するシーンを見たときに
「あーこんなん俺もやってた(る)わー(^_^;)」という感情がエモの根源なのではないかと
そういう意味では社会に出て間もない
すいも甘いもしらない若者が朝方まで
酒を飲むところまではまだしも、
帰路で「太陽、昇ってくんなー!」(意訳:明日(明後日)仕事行きたくない)などという
クソダサ台詞を言ってしまう時点で
この映画はエモ作りに失敗している
エモは「実際ありえるか」という可能性との接点がかなり重要なので、私生活で恐らく使わない、恥ずかしくて使えないような言葉は絶対に出てきてはならないのだ
このクソダサ台詞と一夏の回想シーンに
マカロニえんぴつという大学生に大人気の
エモエモバンドの曲を流すという
いかにも作り出された、狙った「エモ」との
ミスマッチが非常に気持ち悪かった
あ、ストーリーとしてはおもしろいです
黒島結菜がちょうどいいです
太陽、昇ってくんなー!!!
、、、?