モロコ坊や

ボーはおそれているのモロコ坊やのネタバレレビュー・内容・結末

ボーはおそれている(2023年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

今度実母と観るんですけどこわい

→21日観てきた 気まずくなるシーンとかあるかと思ったけどそこまで

おじさんがじわじわ追い詰められてく様子をずっと見せられるのにテンション上がるような展開や撮り方じゃないからどっちに気持ち持っていけばいいかわからずずっとふわふわしてた
監督が本作はブラックコメディだと仰っていたが声出して笑うタイプじゃなく不幸がとんでもない数重なってもうどうにでもなれっていう笑いだと感じて、終始ニヤリつくかショックを受けるかの繰り返しだった

ボーの行動や世界の見え方がボー寄りになったことがある人間なので苦しさに共感できた

最後 母親側が強すぎて裁判負けた?
今までボー可哀想🥺と思ってたけど裁判でマンション前の浮浪者?見捨てたじゃないかと問われて、あんな治安悪い町で自衛して何が悪いのかと思った。でもコンビニでお金が足りなくて募金のお金を使うのはたしかに陪審員の心象悪くなるなと

劇中劇の中のボーは模範的な男?で救われてる
でも妄想だから息子3人にどうやって僕らが産まれたのと聞かれて妄想の限界で理由づけれなかったのかな


なんか理不尽な洪水とか最後の裁判とか
神目線で裁きを与えられた気がする
人間1人じゃ立ち向かえない神とそれに近い権力を持つ母親
エンドクレジット凄く好き
自分も観客のひとりになったみたいで居心地悪かった

音めちゃくちゃこだわってるがする 配信じゃ臨場感伝わらないから映画館で見ないといけない映画だ
ちゃんと映画館で音のなった方から音が聞こえてびっくりした