Boy’s afraid… … … …
アリ・アスターの歪な家族観 暴発！
彼の過去作を観てなきゃ無意味で
彼の過去作で期待してたら絶望さ
ただ やはり彼の表現は圧倒的だな
極論を肥大化したファンタジーだが
男の尊厳 劣等感をエグいほど突いてる
家族って いわば 乗り越えて 守るもの
いつまでも 守られてんのも情けないが
自立と自由を履き違えたら もっとアホな訳で
否が応でも 向き合い続ける宿命でもある
監督目線における 母への屈折率 透過率 反射率…
その焦点の全てを スクリーンに曝け出す 自己証明
それこそ ある意味で 真の成長と脱却なのかもな
意味深に使われる水の演出 母体への憧れと嫌悪
暗黒のラストもまた 乗り越えた現実からのジョークか
♬ この世を去って行く 人々の愛情を
ある時は憎しみで 意識して遠ざける
家族を乗り越えたけれど
心が痛い 心がつらい
時に追われてる 自分に打ち明けよう
正直の真似をして これ以上生きられぬ
