ボーがおそれすぎ
神経症の男・ボウ。日々様々な不安を抱えるボウは何故か毎日ラリパッパな治安の悪すぎる街に住んでいるようで、外では強盗・殺人・強姦・パーチーが起きまくり。そんな中、ボウは実家に帰省するはずだったのだが、家の鍵と荷物を詰めたスーツケースを盗まれてしまう。ボウはママの元へ帰る事ができるのか！的なそれ。
まあなんというか、良い意味でも悪い意味でもA24だしアリ・アスター。
意味不明な映画だし奇怪な映画だし、いつも通りの「考察」だとか「意味深」「難解」が混ざってくる。これは実はなんとかの比喩だった～、とかね。
そんな事は一切考えず観ましたが、今回に限ってはそこまで嫌いではなく。
何と言っても冒頭のボウが住む街のパーリー具合とボウの相性。
全てに恐れるボウと、全てを恐れない人間であろうと多少は恐れ警戒を持つであろう下劣な人種とのコラボ！
ボウが全裸で家から飛び出した時、巷で噂になっていた全裸殺人鬼が外にいて～ウワ～！の流れは家で観てたらめちゃくちゃ笑ってた。
そこからの急降下よ。
その次のステージでは同じ事の延々の繰り返し、その次の【森】ではいつものやつ。終盤、ラストに関しては「ああはいそうですか」という感想も出ないくらいには飽きてましたね。
終わった頃には「3時間観た！」ではなく「やっと解放された～」でした。
ただ、どうしても嫌いになれない部分が多々あった。シュールながら笑ってしまったというのも事実だし、神・セックルシーン、ちんちんダッシュ➤ちんちん殺人鬼、ギガ・ちんちんと....ほぼ下ネタじゃねえか！！
視聴 2024年2月21日
