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ボーはおそれているのたのレビュー・感想・評価

ボーはおそれている(2023年製作の映画)
4.0
誰しもが少なからず感じたことのある、血縁という普遍的なものに対する嫌悪感を独自の世界観による揶揄で思いっきりぶん殴ってくるアリアスター。
今作もシチュエーションは違えどまさにそれ。

↑3作見てやっとこのくらいまでは言語化できるようになりました。

今回は、、
どんな人間も母親の体から産まれてて、その事実からは逃れられない。
物理的に離れても離れても、その事実がまとわりつく感じをホアキンフェニックスが上手く演じてた。
気持ち悪いっていうのはきっと褒め言葉。
前半までゲットアウトみたいな人間の関わり合いの気持ち悪さ、後半は生々しい人そのものの気持ち悪さ。

4年に1回くらいの、オリンピックみたいなスパンで提供されるアリアスター作品。
このくらいのペースがちょうどいいっす。。

ちょっと見たくなっちゃうスパン。
た