あかつきさん

ボーはおそれているのあかつきさんのネタバレレビュー・内容・結末

ボーはおそれている(2023年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

くどいよ〜!!!最後の30分まじでくどいよ!!!!
親子喧嘩を見せられるこのダルさ、リアルだわ〜。まあこのくどさ含めて、最後の演出なんだろうが……。くどすぎて、私のお隣のお姉さん寝てたわよ!

人一人が必死に生きている人生を映画という娯楽として見ている時点で、私達も観客の一人に過ぎないんだなあ〜と思いましたね。最後の審判のシーンで退屈そうにしている観客と、スクリーン前の私たちが重なりました。なんかすみません。
こういうメタファー的EDほんと好きねえ、アリアスターは。A24の好みか?

色んな考察あるだろうけど、私個人的には結局この『ボーは恐れている』という映画自体が母親の作り出した台本に過ぎなくて、周りのエキストラも使って盛大に演技させられるボーという構図なんじゃないかなと思いました。監督:母親、主演:ボー、その他キャスト。
自分の思い通りにならないことに憤慨することも含めて。演者が監督の言う事聞かないのはおかしいことですしね。演劇のナレーションの声が母親だったのも、そういうことだと思っております。

水から始まり水に終わったり、たまに混じる水のゴボゴボという音とか「あなたは本当に大切なことを見失って欲に溺れているのよ!」っていう母親からのメッセージなのかな?母親が死んだ時とか、劇の中でも水がやたら印象的に描かれていた気がするし。


一回見ただけじゃやっぱり理解出来る映画ではなかったけど、もう1回見る気にはならないです………。


友人に「ちんちんがすごいよ!」って聞いて楽しみにしてたのに、思ったよりちんちん要素なかったな。しょんぼり。
あかつきさん

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