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ボーはおそれているのuniのレビュー・感想・評価

ボーはおそれている(2023年製作の映画)
4.1
嫌すぎることしか起こらないのに、アリ・アスターの映画って観た後に浄化されたような気分になる謎の効能がある もう2度と観たくない!みたいな後味の悪さがないんだよな(ミストみたいな…)

起こり得ないことなのに何故か現実だと思い込んでしまうとか、やたら誰かから追いかけられるとか、誰もが見る「嫌な夢」のぼんやりした不快感をこんなに綺麗に具現化してくれるのは彼ならでは しかも自分の夢と違って現実なんだか夢なんだか妄想なんだか教えてくれず一生目覚められません

アリの母性観ってなかなかヘビーだよなぁと度々思ってたんだけどこの映画を彼のお母さんと一緒に楽しく観たらしく何もわからなくなった…なんなんだ…
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