このレビューはネタバレを含みます
話をどうにか理解しかけて、その理解が追いつかなくなって、或いはそんな理解なんて全く見当違いです、とでも言われたかのような展開になって、、
最後もこれで終わるの?
何かの比喩かなとかこれは幻想なんだろうなとか考えるけど、考えても考えてもずっと何も掴めない感じ
はじめはボーが精神病患者でボーの不安を映像化してるかと思ったらそうではなさそうで、じゃあボーは夢を見ていて実際は家のような場所で監視されていたのかと考えたらそれも違って、、
どこまでが本当でどこからが妄想なのか分からない
ただ、おもしろかった
監督にコメディですと言われたらそれはコメディなのかも
お風呂場でおじさん二人がキャーキャー言いながら取っ組み合うのどんな画?
途中見てる人みんな「あ、ボーこのまま死ぬ」と思ったよねきっと
よく分からん変な遺伝のせいで可哀想にね、と思ったら全然違った
笑ってしまった
実家にいるボーがなぜ既に記録されてたのか、本来ボーはどのタイミングであの映像を見たのか、壁の落書きは誰の声なのか、ジーヴスは結局何者なのか、あの森は一体何なのか
考えても分からないことだらけ
私は結構すき
この映画を作れるアリ・アスターも、脚本を自分のものにしてるホアキンもすごい