このレビューはネタバレを含みます
自分は楽しめました！
細かいところは省きます。（ち⭕️こマンなど）
ユダヤ教をなぞっているようでその箇所はあまりわかりませんでしたが解説などを拝見して理解を深めることができました。
アリアスターがやりたいことをやってる作品。
どコメディだなと！
近代アートに近いものを感じました。
自分はボーは被害者の皮を被った性悪野郎だと感じました。
普通に周りにいたら嫌いです。
同時にこんな中年になりたくないランキング1位
母の息がかかった鳥籠の中で過ごし、監視され、自分で何も決めることができない。
所謂弱者男性。
途中で挟まれる描写で笑って、母を殺すシーンでも笑い、最後船で海に出て母からの脱却エンドかと思いきや、「最後の審判」
トゥルーマンショーですね。
言いにくいのですが、自分はボーにヘイトが溜まっていたので最後のシーンでカタルシスを感じることができました。
最後の映像を見てこの映画の視点はボーの視点であり、ボーからみた改変された映像なんだと思いました。
なのでやっぱり狂っているのはボーなんだと自分は思います。
（冒頭出産シーンのボーを落とした点も含め）
自分は好きでした。
