あーちゃん

ボーはおそれているのあーちゃんのネタバレレビュー・内容・結末

ボーはおそれている(2023年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

とんでもないサイケデリックマッドシティーで生活する不安神経症のしみったれたウスラハゲコドモオジサンが、"ウワー❗️実家に帰んなきゃなのに寝坊したー❗️出がけに荷物と鍵盗まれたー❗️正直に謝ったのに嘘つきってママに怒られたー❗️…え❓ママが死んだ❓マジで言うてる❓ということは葬式にでなきゃー❗️ えーどうしよー❗️ウワァァアア❗️"って感じで不本意ながらも帰省するハメになり、ズタボロになりながらも道中で定期的に見知らぬ女性たちに助けられたりしてようやく実家に辿り着くが、なんだかんだと結局はママに目いっぱい傷付けられて最終的に溺死してしまう映画
アリアスターの作品と肌が合わなすぎて毎回だからなんやねん程度の感想しか出てこないので色々レビュー読んでみたけど、みんなこれ観てこんな風に感じるんだね、考察読む方が本編観るより分かりやすくてすんなりハラオチしたな
完璧で決して揺るがない親/子関係なんて絶対に存在するわけないのに、それに支配されそれに喜びそれに怯えそれに怒り病んでしまうなんていうのは、集団を形成し続けていくことだけが種の存続の道であるがために与えられた人間ゆえの苦しみって感じ

あんまり関係ないけど"家族"について調べてたときに見つけたこの記事面白かった
https://ippjapan.org/archives/5897