クマシバ

ボーはおそれているのクマシバのレビュー・感想・評価

ボーはおそれている(2023年製作の映画)
3.6
出てくる親が全員やべー奴で子供がかわいそう。外科医の家にいたバーサーカーは不死身か?ドタバタは全部こいつに任せときゃいいだろ!行け!!って感じで何度も登場するのは結構ギャグだった。
現実感のないもんのすごいスラムといい、全員ラリってるみたいな奴らばかりの暴力が渦巻く劣悪環境に置かれてるボーが大金持ちの息子だったことに一番驚いた。全部ラリってる間に見た夢でもおかしくないレベル…しかしコイツもろ巻き込まれ型主人公でおもろい。

幻覚めいてる部分も多々あったがわけわかんないと言われるほどでもなく、母親の嫌な面や怖い部分の煮凝りみたいなママとオロオロしたひたすらかわいそうなボーを延々見せられるのでなんか哀れ通り越して段々笑えて来てしまう。悲惨だけど割といい映画だった。
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