フィッシュマンズは好きだし、内容も良かったのだが
「映画」としては評価が難しかった。
抑揚の無い一般的なテレビのドキュメンタリーの様な構成に
時間の長さを感じてしまった。
特に中盤は退屈な時間が多かった。
それでも最後の方のライブのMCは本当に泣けた。
昔、曽我部恵一と夏目知幸との対談で
「その時代、他のバンドはどんどん売れていったのに
サニーデイとフィッシュマンズだけが売れなかった」
と曽我部さんが語っているのに対して
夏目さんが「その2組こそがが最高なのに」と語っていた件を思い出した。
フィッシュマンズは最高のライブバンドだったのだなと演奏を聞いて思った。