ノートの切れ端に書いてあることとか、ちょっとした受け答えから佐藤伸治の意外な普通の人感覚が垣間見えた。何となく今までエキセントリックな天才ってイメージだったけど、普通の私たちと同じようなフラストレーションがあったのかー。人とすれちがうさみしさ、やばいものを作った重圧がきちんとメンタルにのしかかってたんだなって思った。
だれかの人生を変えるような曲を作ってることに自覚的なのも衝撃的だった。そうなると、宇宙日本世田谷なんかはどんな心象風景のなかで作ったんだろう？自分自身にも、周囲にも、リスナーにすらも｢削り落とす｣ことを求めた結果があのアルバムならゾッとするほどストイックだな。ずーーっと何も知らんでニュートラルに聞いてたから、むしろこの映画の情報知らない方が幸せに聴けてたかもと思った。これからも聴くけど。。
