"俺たちは〜。エキストラなんだろ。何も考える必要がなくていいの。そういう難しいことは、主人公が考える。エキストラは関係ない。エキストラは、考えるふり。しゃべってるふり。芝居してるふり。幸せなふりして生きてりゃいいのよぉ〜。"
by エキストラな男
"覚悟は引き出すっ!!!!"
by 主人公な安子
"分からないけど。歩き続けるしかないっ!!堂々とっ!堂々とっ!!!"
by エキストラの神様
あぁ…園子温だ〜ぁん。久々にちゃんと奇才で鬼才な監督 園子温 だよぉ〜いっ。なんてガチャ野郎でサイコ野郎なんだよ、監督さんよぉ〜。
主役はエキストラであり、主役が監督な作品。
園子温監督なりの映画を撮ることへの愛情と情熱。人生や社会において、あなたは主人公かエキストラか。
この二大要素が見事なケミストリーを生むのよん。
何よりも意外だったのは…。園子温の代名詞だと思っていたエロとグロを極限までセーブされているのに。園子温感が、極限まで開放されてる感じがね。あぁ、あなたに裏切られることに慣れてしまってた僕にとっては。
これですよ〜ん、監督💘
僕が惚れていたのは、あなたのそういうトコですや〜ん💞
が、詰まり過ぎていたのよね。
映画は、開放なんですよん。
極限にまで溜め込まれたストレスや関心の開放。情熱や愛情の開放。エゴの開放。それと、世界からの解放。何を見せられとんね〜ん!?からの解放。エキストラからの解放であり開放。
解放してくれるのも、開放するのも最終的には自分自身。
それを気付かせてくれるモノの一つに、映画もあるんではないでしょうか。
これは、かなりヤラれてしまったわん。
やっぱり創造力と感受性がイカれてるわ。そして、それをブレずに表現し続けてるスピリッツが好きだよ〜い。
あんなにドぎついインパクトのラストシーンが、今の園子温監督にブーメランなのが…何とも皮肉であり。ホンマに残念で仕方がない。
"人生っ。ず〜〜〜っと緊張してろっ!!!"
"今から、のし上がるよっ!!"
by 魂の解放者 安子
園子温を嫌いになっても、園子温の映画は嫌いにならないでください。だね。
観てきてよかった、子温式。
だって、園子温だもの。
Cast(役者·キャラ) 4.5
Story(物語) 4
Architecture(構成) 4.5
Picture(画) 4.5
Acoustic (音) 4
Shion gacha bonus +0.2
23-209