カリフォルニアの砂漠地帯にUFOが墜落。米軍の対異星人防衛部隊の女性兵士フェアチャイルドらは現地でモンスターと遭遇し…というストーリー。
皆大好きアサイラム制作の「モンスターハンター」便乗映画です。原題からして「ＭＯＮＳＴＥＲ ＨＵＮＴＥＲＳ」ですからね(笑)
内容はモンハンとは全然違って地球に墜落した宇宙船に乗っていた異星人モンスターと対異星人防衛部隊の戦いを描いたものになっています。ただ、モンスターが登場するのは序盤チラッと、中盤も少し、終盤姿を堂々と現す感じでかなり少ないですね。それ以外は主人公フェアチャイルドをはじめとした対異星人防衛部隊の軍人たちの会話劇が主体になっています。これが結構どうでもいい会話なので退屈しますね。キャラは主人公のフェアチャイルドとリーダーの少尉と民間人の専門家ボブがキャラ立ってたかな。他の面子はそんな印象残る人いなかったですね。
首チョンパや切断された下半身など申し訳程度のグロ描写もあります。
登場するモンスターが三体いて其々造形違ってたのは良かったですね。グリーンの体色してプレデターのようにステルス機能使うタイプや体にトゲやきばはやしたタイプとゴリラの様なマッチョで人喰うたびに巨大化するタイプの三体います。最初の二体は登場してすぐやられちゃうので活躍するのはマッチョタイプだけですね。知的生命体っぽくないなと思ってたら主人公の推測通り囚人だったみたいですね。
終盤ではモンスター達を追ってきた巨大宇宙船が登場して戦闘機とドッグファイト繰り広げたりとちょっと盛り込み過ぎじゃないかという展開迎えます。
昔宇宙人から手に入れた武器を使って戦う所は面白かったですね。サイコガンみたいな無重力砲が中々最強でした。過去に宇宙人が襲来してきた映像はアサイラムの過去のエイリアン物から流用したのかな？
トム・サイズモアが指揮官の大佐役で出演していますが、ほぼスカイプで話してたりするだけですが、最後に一番おいしい所もっていきましたね。
最後もなんかグダグダ感あったなぁ。あの宇宙船倒した所でスパッと終わった方が良かったんじゃないかな。
まあ、何時ものダメな方のアサイラム映画という感じですね。オススメはしません。
