B級映画制作会社の映画はやはりB級だった。
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B級映画で有名なアメリカのアサイラム社制作のSFアクション映画。
アサイラム社は「B級映画」「パクリ」「パロディ」等で有名らしい。
本作は題名からミラ・ジョヴォヴィッチの「モンスターハンター」の便乗映画と言える。ただ、中身については全く異なりパクリではなかった。
広告で目立つのはジャッケの凛々しい女性戦闘員のかっこいい姿だ。ただ、映画にはこのシーンは無かった様な気がする。
昔のレンタルビデオ店でもよくジャッケで騙されていたのを思い出す。まあ、私もそれを承知で楽しませていただいたので文句はない。
さて本作だが見事なB級作品だ。魅力のない主役、突っ込みどころ満載のシナリオ、テレビ映画並みのチープなCG等上げれば切りがない。しかも残念な事にB級映画の特権であるグロシーンの少なさと、期待したエロチックシーンが全くなかったことだ。ただ、SF映画としての世界観を感じられたのは救いだ。
頭を真っ白にして、ただドンパチだけを観ていたい方にはおすすめの映画かも知れない。
この会社は劇場公開を主な目的にして製作していないらしいが、逆にこのような個性的映画会社があることはさすがハリウッドだ。
辛口レビューで大変失礼いたしました🙇