このレビューはネタバレを含みます
『はて、、分かるかな?な映画』
《あらすじ》
かつては直木賞も受賞したが今は富山の小さな街でドライバーとして働いている津田伸一は行きつけのコーヒーショップで偶然、幸地秀吉(風間俊介)と出会う。今度会ったらピーターパンの本を貸そう」と約束をして別れる。その後に巻き起こる小さな町で起きる騒動の数々は
津田の話は小説として書いた嘘なのか、本当なのか?
《感想》
おもしろかった。
小説と現実、そして過去と現在が交差しながら進む物語。彼の話は嘘? 本当?
なので、
映画を見ていると何が何だか分からなくなってくるけど、最後の方で回収してくれるから面白かった!
つまり
我々が普段触れているメディア全般に言える事だけど、
全ての事柄、事象に対して
嘘も脚色もし放題であり。
事実なのか、どーかの検証なんて、ほぼ不可能。
もちろん普段の人間関係に関しても!
自分自身以外の事は本当に分からない。
ただ、
理解しようと努力する行為を経て
得た自分の感情だったり
得た情報には、スンゴイ価値がある!
大事な人だったり、家族や友達だったり🤝の事を分かり合おうとする、努力をしていって初めて、少し明瞭になっていくんだなー
って改めて思えた作品でした!